孤独死もありうる
ゴミ屋敷を放置して住み続けることが孤独死を招く原因になることも。なぜそうなるのか理由を調べました。
社会問題になっている孤独死

近年増えているのが、誰にも気づかれないまま一人で死亡する孤独死。独居者が疾病などで重篤化しても助けを呼べないまま、そのまま亡くなってしまう状態を指します。
高齢になり片付ける体力がないままゴミ屋敷がますます重症化、両手両足が壊死して果ては死亡につながることも。ゴミ屋敷住人で独居の方は他人事では済まされない問題です。一般的な死亡率に準じ、65歳以上の高齢者に多いと言われていますが、最近では独身の40代、50代にも多く、さらには若者の孤独死も増えているようです。
その多くの原因がセルフネグレクト(自己放任)。以下で、セルフネグレクトについて調べてみました。
セルフネグレクトとは
セルフネグレクト(自己放任)とは自分自身に関心がなくなることで、日常生活や人間関係をおろそかにしてしまい、果ては生きること自体に興味をなくす疾患のことを指します。
例えば、食事を満足に取らなくなったり、お風呂に入らなくなったり、掃除をしなくなったり。生きることに興味がないので体調を崩しても病院へは行かず、最悪の場合は、そのまま悪化して亡くなってしまうことにつながります。
ゴミ屋敷住人の中にはセルフネグレクトを患っている方も
セルフネグレクトとゴミ屋敷は密接な関係性にあります。健常者であれば、ゴミを溜めたら汚いと感じ、あまりにひどいときは片付けや掃除をするため、ゴミ屋敷ほど汚くなることはないでしょう。
しかしながら、セルフネグレクトの人は「汚いから片付ける」という感覚はありません。片付ける感覚が欠如しているので、精神的な不安定さから溜まっていくゴミを片付けられずに、部屋を埋め尽くすほどのゴミ山になってゴミ屋敷になってしまうのです。
体調が悪くなって動けなくなった結果
さらにゴミの山に囲まれていることから体調が悪くなり、動けないためトイレにもいけず部屋で排泄を行う人もよくあるケース。
このような状態になると生きることさえ面倒になってしまい、ゴミ屋敷という状態を人に知られなくないために人との関わり合いもやめるため、誰にも気づかれない孤立状態になってしまうのです。
周りはもちろん異変に気づかないので、この状態から脱却するには自分で何とかしなくてはいけないのですが、ここまでくると社会に出て自分で動くことは難しいでしょう。他人から支援されることも嫌がるようになってしまうので、問題解決までは遠い道のりです。
ゴミ屋敷住人の孤独死を防ぐために
一人暮らしやこの先単身になることは生きている上では誰の身にも起こることです。それを踏まえて、ゴミ屋敷という条件がそろっている方は、孤独死は避けて通れません。
セルフネグレクトの症状がないのであれば、まずはゴミ屋敷脱却に向けて解決策を。専門業者は相談も受け付けているので、まずは連絡をしてみましょう。
一方で、セルフネグレクトの症状がある場合は周りのサポートなしでは解決は難しいでしょう。役所や医師、支援センターに頼ることも解決方法のひとつです。
対応女性でも安心♩ 選りすぐりの
ゴミ屋敷業者3選
ゴミ屋敷業者を選ぶときは自分の希望通りの片付けができるよう、いろいろな条件に対応してくれる業者が理想です。そこで、なんでも回収・即日対応・24時間対応に加え、
- 便利なLINE対応が可能かどうか
- 気遣い力♥を図る女性スタッフがいるか
- ゴミ屋敷清掃の金額事例があるか(※)
に該当する業者を調べた表がこちらです(2020年3月時点)。片付けをお願いする際のご参考にどうぞ。
(※)部屋の大きさ、ゴミの量などが異なる可能性があります。ご参考程度にご覧ください。
対応可
スタッフ
有無
事例