汚部屋を一日で片付けるためのコツを教えて下さい。

汚部屋となってしまった部屋を一日で片づける、というのは確かに難しいかもしれません。特にこれまで片付ける習慣のなかった人にとって、一日で散らかっている部屋をどうしたらきれいにできるのか、なかなか想像ができないかもしれません。もちろん、お部屋の状況が「ゴミ屋敷」と言えるくらい酷いレベルだったり、片付けをする範囲が広すぎるような場合は、一日では終われないかもしれません。ですがそうでなければ、汚部屋を一日で片づけることも、実は可能だそうです！

そこでこのページでは、汚部屋を一日で片づけるためにはどうしたら良いか、目標達成のためのコツをピックアップしてみました。

効率的に作業するために、事前の準備が肝心

一日という限られた時間で片付けを終わらせるには、効率よく作業を行っていくことが必須です。ですので、片付けを行う当日までに、効率よく片づけるための計画と、必要となるであろう掃除用具の準備を整えておくのが、まず第一の「コツ」となります。

こうした事前の準備なしに片付け当日を迎えても、結局ダラダラしてしまい片付けが失敗する可能性が大！事前にどの部屋から片付けていくのかしっかりと計画を立て、途中で買い物に走ることのないように掃除用具を揃えて当日を迎えれば、そんな失敗を避けることができます。

散らかっているものを仕分けしてゴミを片付ける

事前の計画に従って片付けを開始していきますが、最初に取り掛かりたいのが、片付けの基本である「ゴミの処分」です。ゴミの処分を行っていくうえでのコツは、明らかなゴミ（不用品）で大きいものから捨てていくこと。その方が部屋が片付いていく実感を得られやすく、モチベーションを保つのに有効です。大きくて要らないものは、事前にチェックしておくと、当日悩まず運び出しやすくなります。その後残った部屋の荷物を、今度は「残すもの」と「捨てるもの」に仕分けていきます。仕分けたゴミはそのまま捨てて、残すものは収めるべき場所に収納していきます。迷うものは悩む時間がもったいないので、一旦「保留BOX」に入れて別にしておくのも、テキパキと作業を行うには良い方法です。

ですが、汚部屋から脱出しきれいな状態をキープしたいのであれば、物を減らしていくことが基本です。「保留」したものもそのままにせず、期間を決めて仕分けていきましょう。「思い切る」ことも片付けには必要ですよ！

お掃除は上から下へが基本

部屋に散らかる物がまとまったら、次はお掃除にかかります。お掃除のコツは「上から下へ」行っていくこと。ホコリは上から下に落ちてきます。ですので、まずタンスや棚の上、電化製品の周り、換気扇、壁など高い位置の場所から先に掃除しておけば、床掃除も一度で済み、結果掃除の時間短縮につながっていきます。「上から下」を基本にして、掃除機はお掃除のフィニッシュに使用するようにすれば、効率よく掃除を完了させていくことができるでしょう。

集中力を切らさないのも、一日掃除をやり遂げるコツ

汚部屋の片付けを一日でやり切るには、長時間掃除をやり続ける集中力をキープしていくのも、大事なコツとなります。ですが人間、そう長い時間集中力を保ち続けることはできません。ですがそれでも、長時間となる一日掃除をやり遂げるためには、集中力が途切れがちにならないようにしていくことが大切です。そのためにおススメなのが
「作業時間を短時間に区切って、片付けにメリハリをつける」
「好きな音楽を流しながら掃除をする」
「片付けを終わることができた時のご褒美を用意する」
などのちょっとした工夫です。気持ちがあまり追い込まれないよう、楽しめることも組み込んでいくことで、モチベーションの低下を防ぎましょう。