汚部屋です。片付けしたいのにやる気が起きません。どうすれば？

汚部屋となってしまった部屋の片づけになかなか踏み出せない人の多くは、これまであまり片付ける習慣がなかったがために、「片付け」に対して難しく考えすぎている傾向にあるそうです。でも実は、人間が何かをする時って、意外とシンプルな考えで行動しているものなのです。
例えば「眠いから寝る」「お腹が空いたから食べる」など、実にシンプルでわかりやすいですよね。何かをするための計画を立てる時も、このようにシンプルに計画を立てる方が、行動に移しやすいそうです。

そこでこのページでは、条件型の計画法「if-thenプランニング」を参考にした、片付けをするシンプル計画をご紹介します。片付けを迷っていたあなたのやる気スイッチを入れるきっかけに、ぜひ役立ててください。

今スグできる！簡単な単純作業から始めてみる

片付けをするのにあれやこれやと考えすぎてしまうと、行動に移す前にやる気がなくなってしまいます。そんな時は、まず単純に体を動かすことが、やる気スイッチを入れるきっかけとなってくれます。
例えば

• 「テーブルの上にあるゴミだけを拾う」
• 「洗濯物を洗濯機に入れる」
• 「床にある雑誌と新聞をまとめる」

といった、あまり考える必要がなく、時間もかからない簡単な単純作業からスタートするとよいでしょう。

「今日は5分」と片付け時間を決めてみる

片付けのやる気が起きない理由に、片付けることがものすごく大変なことだと、思い込んでしまっているというのが挙げられます。汚部屋の状況を目の前にして、そう考えてしまうのも無理はないかもしれません。でも、何も一度に全部きれいに片づけなければならない、ということはないのです。
ですのでまず最初は、
「今日は5分間だけ片付ける」
と短い時間を決めて、簡単なところから始めてみましょう。5分じゃ短すぎでは…と思うかもしれませんが、少しでも片付けを進めていくという意味では十分な時間。これでOKなのです。

「今日はココ」と片付けエリアを決めてみる

時間を決めるのと同じく、片付けが大変だという概念を払拭するのにおススメなのが、片付けエリアを決めてから行動してみる、という方法です。
例えば
「今日は食器棚だけ片付ける」
「今日はキッチンだけ片付ける」
といったように、片付けのエリアを限定して行えば、集中できますのでやる気スイッチも入りやすくなるといえるでしょう。

夢しかない！片付いたらしたい事リストを作ってみる

片付けが苦手という方は、つい片付けに対して気持ちがネガティブになりがちですので、どうしてもやる気スイッチは入りづらいです。ですので、気持ちがポジティブになれるよう、「片付いたらしたい事」を想像してリスト化するのがおススメです。

「リビングにかわいいラグを敷きたい」
「お友達を招待したい」
など、楽しいことを挙げていくのがポイント。片付け後の楽しい未来を想像すれば、それだけでもモチベーションが上がり、やる気スイッチも入ってくれることでしょう。

簡単＆続けやすい！レコーディング片付けをしてみる

一時期「レコーディングダイエット」が流行りましたが、このように行動を書き出すことは片付けにおいても有効となる方法と考えられます。書くことで客観的に片付けの行動をまとめることができますし、計画も立てやすくなります。

この時、エリア別に細かくやるべき片付けを書き出していくと、より行動に移しやすいそうです。ただ、一度に書き出したこと全てをしようとするのではなく、細かく上げたリストをひとつずつ、無理のない範囲で片づけていくのが、ポイントになります。