ゴミ屋敷を片付けたいけどお金がない…!
お金がない①生活保護受給者の場合
費用の問題で清掃業者への依頼を躊躇している方の中でも、一番切迫している状況だといえるのが生活保護を受けている世帯の方だといえるでしょう。日常生活を送るだけでも困窮している状況ですから、それなりに高額となるゴミ屋敷の片付け依頼は、相当厳しいに違いありません。加えて、生活保護受給者の方は新規の借金をすることができませんので、借金とみなされる「分割払い」にすることも不可能です。
もちろん、ゴミの状態が自分で片づけることのできるレベルであれば、自力で片づけていただくことが、お金もかからず最もベストな選択です。ですが、そのレベルを超えてしまっている場合、もう一つの選択肢として行政に頼るという方法があります。
本来であれば、ゴミ屋敷の片付けはあくまでも自己責任となりますので、基本的に行政機関が関わることはありません。ただし生活保護受給者の場合、その内容によっては支援を受けることが可能となります。その内容というのが
- 部屋の状況が心身の健康や生命にかかわるレベルである
- 他人に著しく迷惑をかけている
といったものです。これらを基にケースワーカーが支援に値すると判断した場合、適用されるそうです。支援される金額はお住まいの行政区によって異なりますが、支払われるお金は公金、つまり税金となります。そのため、適用となるのはそう簡単ではありませんが、ゴミ屋敷を悪化させてしまう前に、一度ケースワーカーまたは行政機関へ相談してみることをお勧めします。
お金がない②支払えるお金が少ない場合
お金がないわけではないが、高額になるであろう片付け費用のことを考えると、やっぱり清掃業者に片づけを依頼するのはちょっと…。
片付けの依頼を躊躇されている方の多くが、そう考えていらっしゃるのではないでしょうか。ですが、実はちょっとの工夫で、片付けにかかる予算を抑えることもできるのです。
当然一番お金がかからずに片づけられる方法は、自力でゴミ屋敷を片付けることです。それでも、全くお金がかからないというわけではありません。その際に出たゴミは「自治体施設に持ち込む」、もしくは「民間処分場に持ち込む」ことになるのですが、その時処分のための費用が発生します。自治体施設に持ち込んだ場合、料金は最も安く済みますが、分別のチェックが厳しく時間もかかります。民間処分場の場合は自治体施設よりも比較的分別は楽ですが、その分経費が掛かってしまうということです。
それでもゴミ屋敷のレベルや時間的な問題などで、自力で片づけることが難しい場合、お金は自分で片づけるよりもかかってしまいますが、やはり清掃業者に片づけを依頼することがベストな選択肢となります。高額なイメージのある片付け費用ですが、実は業者によって提示される金額には違いがあります。そしてその金額は、片付けに必要となる「人手」と「時間」によって決まってきます。
よって、事前に意外と面倒になる弁当ガラや紙ごみなどを、できる範囲でゴミを捨てておくか、袋にまとめておくだけでも「人手」と「時間」を少なくすることにつながり、結果として費用を安くすることを可能とします。そのうえで相見積もりをしてもらえば、考えていたよりも高額にならずに、ゴミ屋敷を脱出することができるかもしれません。
Σ(゚Д゚)恐怖!清掃業者よりも高額となる「行政代執行」
ゴミ屋敷の片付けは、実は早ければ早いほど費用は安く抑えることができる作業なのです。時間が経過してゴミ屋敷の状況が悪化してしまえば、それだけ人手や作業時間が必要となり、その分費用は高額になっていきます。つまり、まだゴミの状況が軽度であれば、それほど片付けの費用が高額になることはないのです。
そしてゴミ屋敷を放置して悪化させることで何よりも怖いのが、地方自治体により「行政代執行」が行われてしまうことです。
「行政代執行」とは、地方自治体がゴミ屋敷の住人に対し片づけるよう注意喚起をしても、一向にゴミ屋敷の改善へ向けての行動が見られない場合、行政が強制的にゴミ屋敷の片付けを強行し、その費用を屋敷の管理者である住人から、法的な拘束力を持って強制的に徴収することをいいます。その場合、行政より徴収される金額は清掃業者に依頼する費用よりもはるかに高くなりますし、また支払いが滞れば延滞金がどんどんと加算される仕組みになっていますので、ますます高額になっていきます。
そして支払い拒否があった場合は、督促状が届き財産の差し押さえが行われるという徹底ぶりです。こうした「行政代執行」という最悪な結果にならないよう、ゴミ屋敷の片付けは躊躇せず早目の決断をしていきましょう。
躊躇するよりもとりあえず連絡を
上記でご紹介したとおり、ゴミ屋敷の片付けにはどうしても費用は掛かってしまいます。ですが、比較的費用が高額となる清掃業者へ片づけを依頼したとしても、できるだけ安く抑えるポイントもあるのです。
それが、事前にできる範囲でゴミをまとめておくことと、いくつかの業者で相見積もりをすることです。
片付けのサービス内容や費用はそれぞれの業者によって異なりますから、複数の業者を比較して選んでいった方が、金額的にも内容的にも納得して選択することができるからです。
でも複数の業者に見積りをしてもらうのは面倒では…と思われるかもしれません。確かに、平成は出張見積り(訪問見積り)がメインでしたが、令和の今ではLINEで業者と気軽にやり取りができたりと、かなり負担が少なくなってきています。
片付けをお考えでしたら、躊躇するよりもとりあえず連絡をして、一歩前進してみましょう!
対応女性でも安心♩ 選りすぐりの
ゴミ屋敷業者3選
ゴミ屋敷業者を選ぶときは自分の希望通りの片付けができるよう、いろいろな条件に対応してくれる業者が理想です。そこで、なんでも回収・即日対応・24時間対応に加え、
- 便利なLINE対応が可能かどうか
- 気遣い力♥を図る女性スタッフがいるか
- ゴミ屋敷清掃の金額事例があるか(※)
に該当する業者を調べた表がこちらです(2020年3月時点)。片付けをお願いする際のご参考にどうぞ。
(※)部屋の大きさ、ゴミの量などが異なる可能性があります。ご参考程度にご覧ください。
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